俺はハンターになるべく旅にでた。

なぜかというと暗殺の仕事に必要だから。

俺が暗殺者なのはなぜ?




家をでて数時間後・・・

俺達はどこか知らないけど街に着いた。

試験が始まるまでまだ日はある・・・・・・

何しようか・・・

の服を買ってやりに街へ出た。

適当に の服を選んでやり、泊まる宿を探している途中。




「イルミさま。お茶してきませんか?」

「・・いいよ」




めずらしい からのお誘い。




「最近外に出たことがないんですよね。」




ああ、 が外に出してもらえるときは仕事のお供の時くらいだっけ・・・




「じゃぁ、試験が始まるまでは の行きたい所へ行くといいよ。」

「!本当ですか?」

「うん。けど、俺と一緒にね。」

「はい。イルミさま」

「・・・ 、これから先はイルミって呼んでよ」

「えっ!そのようなことはできま。・・・・・・」

「このさき俺のこと『様』付きで呼んだら罰を与えるから」

「ええぇ!!」

「ほら、呼んでみなよ。」

「・・・・・・イル、ミ?」

「うん。やっぱりこっちのほうがいいね」

「?」

「こっちの話だよ。で、 はどこに入りたいの?」

「あ、あそこの花が沢山おいてあるところです」

「そう。じゃあ行こうか。」

「はい。」




嬉しそうに笑った・・・

あの家で働いているのにとても感情豊かな



の言うとおり小さい喫茶店に入って適当に時間を潰した。

は俺の隣でここの店にあるケーキを食べてた。

何でかって?

がここのケーキ全部食べてみたいって

言ったから頼んだのさ。




「冗談なのに・・・全部なんて食べられないよ・・・」

「そのわりには半分以上食べてるけど?」

「だって残ったらもったいないですし。」

「ふーん。あ、 クリームついてるよ」

「ほえ?どこです?」




そういって俺の顔をジっと見る。

その顔がとても可愛くて・・・




「・・・・・・ここだよ」




俺は初めて人の頬を舐めた。

幸い誰も見ていなかったが・・・




「イ、イルミさま!!何をなさって・・・」

があんまりにも可愛かったからつい、ね」

「!!・・・/////////」

「あ、そういえばさっき 俺のこと『イルミさま』って言ったよね?」

「あ・・・」

「罰だよ。」




そう言って の腰に手をまわし、抱き寄せてキスをした。




「ん!・・・ぅん・・・・・・」




目を見開く を無視して、口内をゆっくり犯す。

逃げようとする の舌に絡めて深く深く口付ける。

慣れてきたのか、俺の胸を押し返す手の力が収まった。




「・・・・・・・・・」

?」

「・・・あの、今のってなんですか?」




・・・そういえば は俺以外の異性とキスした事がない・・・




「キスだよ」

「え?でもいつもは頬ですよね?」

「うん。けど、今のは罰だから。」




俺以外の奴には絶対触れさせない。




、さっきのキスは結婚の約束だよ」

「・・・イルミ?」

「だから、 は俺のもの。わかった?」

「・・・はい。」

「それから、俺 のこと好きだから・・・」

「!!!!」

「ホントだよ。会ったときからずっとね。」

「私は・・・・・・私、もイルミのことが好きです////」




Q.俺が暗殺者なのはなぜ?

A.それはきっと と結ばれるため