少し前にこの町で知り合った

は、八戒とよく気が合いよく話していた。

は正直一目ボレだった。

八戒も少しづつではあるものの、に少しずつひかれていった。




「ねぇ、今から外行こう!」

「え?」




は八戒の手をひっぱっていった。




「・・・なぁ。俺達の晩飯どーなるんだ?」

「・・・さぁ?」笑







「そんなに急がないでください

「はやくはやくぅ!」




八戒はそのままに連れて行かれた・・・




「・・・すごいですね・・・」




八戒の目の前に広がるのは、湖の水面にうつる月

周りはものすごく静かでとても落ち着ける場所だった




「でしょ?きれいな場所だと思わない?」




はにっこり笑った。




「これを僕に見せたかったんですか?」

「うん!!」

「皆にもみせてあげたらどぅです?」




・・・・・・・沈黙




「どーしたんです?」

「・・・皆に見せちゃダメなの」




小声でがいう。




「どーいうことです?」

「この湖では昔ね・・・」




昔、愛し合っていた男女がいた。

しかし、その2人は決して愛し合ってはいけないもの同士だった。

ある日2人の関係をしった娘の親はすぐにこの町からその男を追い出すように家来に

命じた。

男は追放された。

それからずっとおんなは、庭でなきつづけた。

その涙がたまってできたのがこの湖だといわれている。




「悲しい話ですね・・・」

「でも、この話には続きがあるの・・・」




そのあと、娘はその男のことが忘れられず、

家をでる決心をした。

そのとき、湖に目をやると、

そこには、その男の姿がうつっていたそうな。

娘はすぐさま、その湖にかけよった。

すると、娘は湖に引き寄せられるかのように、湖に落ちていった

すると、男の元へたどりついたそうな。




「この湖で仲を誓い合った2人はいつ、どこにいてもあえるっていう伝説があるの」

「だから、八戒と来たかったの」




八戒は不意にをだきよせる。

そして耳元でささやく




「僕も、とこの湖に来たかったです」




は赤くなった。

そして落ち着くと、八戒にこう言った。




「あなたと私がいくら離れても、私はあなたの胸の中にいます。
あなたが私を必要とすれば、すぐにいきます。
この湖をとおして・・・だから私は・・・いつまでもあなたをこの湖で見ています。」

「え?」

「だから、私のこと・・・忘れないでください」




八戒は微笑んで、




「忘れるわけないじゃないですか。」




好きなんですから




八戒が口にした言葉

それに答えるかのように、口付けをする

しばらく2人をお互いを求め合っていた。